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日本、こうすればイイんじゃない? その2

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    三洞カレンダー1105


     さて、昨日の続き 「日本、こうしたらイイんじゃない?」 その2です。
     今後推進すべき3つの事業の2つ目、観光事業です。

     とにかく基本は、「強みを生かす」 ですよ。
     マーケティングでも、セールスでも、何の商売でも、これは同じ。
     強みを生かせば、ロスなく、時間や経費少なく、大きな効果を得ることができます。

     で、観光事業。
     日本はね、とってもとっても美しい国ですよ、本来は。
     しかも、四季があって、亜熱帯の地域もあれば、冬季オリンピックができちゃう地域もある。
     歴史的建造物もあるし、食べ物は美味しくて安全だし、治安はイイし、便利だし、人はごく親切。「エキゾチッ〜〜ク ジャパ〜〜〜ン!」 な不可思議な魅力もある。
     これって、「既にあるもの」 ですからね。お金をかけて準備する必要がない。
     まさに 「強み」 です。
     だから、観光事業は推進すべきものなのですよ。
     何しろ、外貨をもたらしてくれるんですから。

     でも、国家として観光事業を推進してきたかと言うと……ほとんどなし。
     かなり以前に、JRかどこかが、「Discover JAPAN」 のキャッチコピーで宣伝をしていたことがあったけど、あれは日本人向けの国内観光の宣伝ですからね。
     村おこしみたいな形での観光推進だけではなく、それを包括して、国家レベルで、「○年構想」 とかでやるべきです。わかりやすく言うと、「宮崎に来て下さい」 と県知事が東京に来て言うのではなく、日本国が、海外に向けて、「日本に来て下さい!」 と言うのです。国家として 「どげんかせんといかん」 のですから。

     具体的にどうやると儲かるのかは、専門家じゃないからよくわかりませんが、石原さんのカジノ構想なんかは、まさにストライクでしょうね。
     だって、日本人が、日本にカジノがないから韓国まで行くんですから。ラスベガスに行くのとはちょっと意味が違いますよ、ウォーカーヒルは。
     パチンコは30兆円産業にまで肥大化しちゃったけど、30兆円の割には税金が取れないし、結構な金額が海外に流出しちゃうし、ここまで肥大化すると、電力消費や家計崩壊といった問題も出て来るし、おまけに警察との癒着が公認されたようなことになる。
     これを放置しておくよりも、国家公認でカジノをやった方がはるかに健全で、国益をもたらしますよ。
     例えば、熱海なんかイイと思うんですよね。東京から近いし、海も山もあるし、気候も温暖だし。すっかり寂れちゃってる温泉地なんだから、特区にして根本的にやる。そうしたら、一気に大隆盛すること間違いありません。
     話はそれますが、ついでに公営ギャンブルの税金は、せめて20%にしましょう。「暴利」 と言われるフランスの競馬だって22%らしいですからね。25%はまさに坊主丸儲けのボッタクリです。


     観光事業の推進は、以下のようなこととセットにすると、農業同様、とても良い効果をもたすと思うのです。
     「来て下さい!」 って言うからには、来た人が、「日本、良かった〜。また行きたい。お前も行けよ!」 って言ってくれるような環境を整えなくてはなりません。
     その環境整備が、日本にとって、とても良いのです。


    ●環境保護、自然の復元

     本来、日本は、とっても美しく、自然豊かな国だったのです。
     それをこれから少しづつでも取り戻すんですよ!
     外国からたくさんの人に来てもらうためには、その美しい自然を取り戻さなければなりません……という意味でも。

     例えば、川。
     野田知佑さんの本を読んで、昔の美しい日本の川の様子を想像すると、胸が苦しくなるほどです。日本の川というのは、ドカ〜ンと平らに流れていたり、茶色の水をたたえた海外の川と比べると、例えようもないほど美しいものだったそうです。
     それが、利権のためのダム工事や不要な護岸工事で、滅茶苦茶にされてしまった……。
     これを取り戻す! って決めちゃって、復元化のための公共工事 (談合・癒着・利権を排除した正しい入札で) を行えばイイのです。

     そして山。
     かつての (今でも?) 伏魔殿である林野庁が、広葉樹林をどんどん杉林に変えちゃったために、山は荒れ、川の水も濁り、きれいな地下水は激減し、洪水は増え、それをなくすためと称した護岸工事や改修工事が行われ、利権、癒着、税金無駄遣い……みたいな、とっても悪い流れができちゃった。
     前にも書きましたけど、広葉樹林というのは、莫大な貯水タンクなのです。
     針葉樹は、少ない光を目一杯摂取し、かつ、雪が降っても折れないように、葉が尖って密集し、上へ上へと伸びていきます。必然的に、葉の下は暗くなり、「黒い森」 になります。下草は生えず、土は痩せてむき出しになり、葉から滑り落ちる水は流れ、さらに土地を削り、川の水を濁らせます。
     対して広葉樹は、一本の木の葉っぱに溜まる水だけでも、相当なものですよ。さらに、木洩れ日がたくさんあるから、高木があって、中低木があって、下草があって、苔羊歯類も生える。水はたくさん溜まります。生き物も、微生物もたくさん発生します。落ちた葉で土も肥えます。
     こうした山が貯える水量は、半端なものじゃないですよ。
     ちょっと観光事業とは話が離れてしまうかもしれないけど、でも、「外国人旅行者が、また来たい、ここに住みたい、別荘を持ちたいと思うような山を取り戻すのだ! それによって利益や、雇用も生み出すのだ!」 という意識で、少しづつ前進して行ったら、とってもイイと思うんですよね。

     その他にも、海岸線や、海岸線の松並木の復活、そして町並み、景観の整備など、単に税金を使うのではなく、「観光事業への寄与であり、これだけの経済効果が見込める」 となれば、納得もできるし、後世への大いなる寄与になると思うのです。
     ただし、とっても利権が絡んできそうだから、ここでも真の意味での中立な推進機関が必要なのは、言うまでもないことでしょう。


    ●脱原子力発電

     クリーンエネルギー事業については次回以降に書きますが、「日本の原発、キケンデス。コワクテ行ケマセン」 では話になりません。同盟国ドイツですら、日本発の飛行機の着陸を拒否しちゃうんですからね。友達のブラジル人も帰国しちゃったし。
     クリーンエネルギー事業は、日本が、経済産業的に再び世界に名を馳せることができる可能性を秘めた、唯一の産業だと思っています。
     だから、同時に、観光推進のためにも、脱原発です!


    ●地域の活性化、雇用の創出、その他

     これは農業と一緒です。
     観光事業の推進によって地域に利益が見込めるようになれば、地域も活性化しますし、雇用も創出されます。

     その上で、考えてみれば、日本って、ホント、観光事業に疎いような気がします。書いていて思ったのですが、外国人相手に、「来てね」 って言う発想がなかったんですね。私も同様でした。観光だけで成り立っている国もあるというのに。
     そしてすぐに、「この地域には、外国人を呼べるようなものが、ないからな〜」 なんてマイナス思考になったり、「それなら!」 と余計なものを税金で作ったりする傾向がある。それは事業の発展にとってマイナスにしかなりません。
     私も、「私の住むさいたま市なんてのは、都会でもないし自然もないし、外国人を呼べるようなものは何もないな〜。夏祭りぐらいしかやってないものな〜」 と思いましたが、しかし、年に一度の夏祭りだって、結構なものですよ。近所に住んでいても見たことがないっていう人に見せると、「うわ〜、こんなスゴいものだったんですか!」 と驚きます。当然、外国人が見たら感激するでしょう。きわめて日本的な神事でもありますし。
     そう考えたら、きちんと体制を整えてPRすれば、人を呼べる地域って、とてもたくさんあうように思えます。

     思い出したから書きますが、10年ほど前にアメリカからのホームステイを受け入れた時、受け入れ元の大学の先生が、「欧米と違って、日本での受け入れ先を探すのは非常に難しい。日本人はすぐに、“家が狭いから” とか “とてもじゃないけどお世話できない” とか “英語が話せない” とか “コワい” とか言って断る。アメリカなんか、キャンピングカーで一人で暮らしているおばあさんが、平気で日本人を受け入れてくれるのに」 と嘆いておりました。
     こうしたことも、発想の原点になりますね。
     ホームステイを喜んで受け入れる……大々的に、町ぐるみでホームステイを受け入れる……「家族で1ヶ月日本体験の旅」という商品を売り出す……農業体験とか、日本的工芸体験とかの商品も作れるな〜……それを海外の都市と提携して、毎年一定数募集する……。
     いくらでも考えられます。ましてや、元々の観光地や、名所旧跡や温泉のある地域なら (温泉はどこにでもあるし)、考え、実行することによって、海外から人を呼ぶことは十分可能でしょう。

     ホームステイの学生たちも、みんな言ってましたよ。
     「日本、素晴らしい。また絶対に来る」 って。
     そういう国なんだから、やっぱり観光事業、やるべきです。


     今回は少々散漫になってしまいましたし、書き忘れたこともたくさんあるような気がしますが、この辺で原稿の校正作業に戻ります。
     次回はクリーンエネルギー事業について書きます。お楽しみに。


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    コメント
    日本人には意思がない。
    だから、意思決定ができない。
    神の意思による災害は天災、人の意思によるものは人災。
    意思という概念がなければ、天災と人災の区別も定かではない。
    人の行動を納得できるものに改めることも容易ではない。

    指導力は、指導者の社会意思の決定力である。
    意思そのものがなければ、社会問題は指導者による解決を見ない。
    「首相はオーケストラの指揮者だが、誰も指揮者を見ていない」ということは、一個人の意思に構成員が意識を集中できないことを意味している。
    問題を解決する能力のない人たちが、事態を台無しにする力だけを持っている。だから、世の中は難しい。
    問題を解決しようとしても、先送りと積み残しに終始する。なりゆき任せになる。
    「そのうち、何とかなるだろう」ということか。

    未来の内容が定かに考えられないと、起こる事態は想定外のことばかり。
    目の前に事態が現われてからでは、その対策は後手後手に回る。
    未来のことは、未来時制の構文の中で述べられる。
    日本語には、時制がなく、未来時制もない。
    だから、その計画も場当たり的というか、行き当たりばったりになる。

    日本人は、拙速主義である。場当たり的なトントン葺きの家づくりが得意である。
    大ブタさんのわらの家をつくる。災害に強い小ブタさんの煉瓦の家は作らない。
    作る暇などないからである。
    日本人は、過去と未来に挟まれたごく狭い時空の中にあくせくと生活している。
    精神を集中すると、その刹那も永遠に見えてくる。
    前後の見定めのない自分の話が永遠の真理を話しているような気持ちになるところが不思議なところである。

    http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
    http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812




    • noga
    • 2011/05/04 2:02 PM
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